スペック不足にになった時の傾向と対策

 昨日に続いてPCネタ。

 まぁCPU能力が足らないといった事なら余分なサービスを止めてしまうこと。この辺りは「Windows 軽量化」とでも入れてググればレジストリの編集まで細かく出てきますので省略。メモリを1GBしか積んでいない人は最低でも2GB以上に増やしましょう。先日書いたようなメモリツールでどうこうなる問題ではありませんので。HDDについても同様。物理的な能力なのでどうにもなりません。

 

 で、どうにかできる項目と言えばグラフィックの設定。スタートメニューのコンフィグ(搭載されているグラフィックボードによっては項目表示されません)で

・ウィンドウモードに設定(標準の1280x720辺りを基準に重い場合は下げるように)
・マルチサンプリングはNoAA(もしくは1倍)
・描画バッファサイズはウィンドウサイズ推奨(落とせば軽くなりますが画面が粗くなります。先にウィンドウサイズを下げましょう)
・シャドウマップは低品質(ゲーム内コンフィグでOFFにするなら関係ありませんが)

がまず画面設定。続いてグラフィック設定タブ。

・アンビエントオクリュージョン
・被写界深度
・イベントシーンの画面エフェクト
・ハードウェアマウスカーソル

まぁよく分からない項目ですが、アンビエントオクリュージョンと被写界深度はOFF。前者は光軸(影)の描画、後者は遠方描画のリアルさで両方とも描画精度に関わる項目で余分な演算が発生します。イベントシーンのエフェクトですが、OFFにすると寂しいのでチェックは入れずそのまま。戦闘ではないので多少重いくらい我慢しましょう。ハードウェアマウスカーソルはまぁどちらでも。OFFで全く問題ないです。

・テクスチャ品質
・テクスチャフィルター品質

この2項目はプレイしながら動作に影響のない品質を設定ですね。当然低品質の方が軽くなります。グラボの搭載メモリが少ない物(512MB等)を使っている場合はテクスチャ品質を落とす、グラボの演算性能が低い場合はフィルタ品質を落とすと効果的です9600GSOにした際に発生した描画の遅延はテクスチャを低品質にすることで解決できました。ちなみに低品質でも11の高品質画設定以上です。

 次にゲームを起動した後のゲーム内コンフィグ。軽量化に必須なのはまず余分な描画を減らすこと。影の表示と足煙はカット。遠景の描画もOFF。次に物理演算という項目ですが、波の動き等を演算するかどうかという項目らしいのでOFFの方が軽いはずです。次にフィルタリング。これはなぜかONにしたら街中での描画が軽くなりました。何を設定している項目なのかイマイチ分からないのですが・・・グラボのコンフィグにある各種フィルタ等のON/OFFをソフトウェア上から行う設定だとすればOFFにした方が軽いはずです。

 

 っとまぁ何とか手持ちのPCが動作基準ギリギリといった場合はこんな設定というのを書いてみました。実際に動作基準ギリギリの環境でプレイしていると、描画能力よりもCPU能力の方でイライラすることが多いですね。コマンドに対する判定が遅いとどうもね。

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このページは、Bembem@管理人が2010年9月30日 07:49に書いたブログ記事です。

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