パーツ能力の差

 公式の日記に書きましたが、もう1台組むというか中身を入れ替える事になりました。病院で使ってる11用マシン(Athlon64 3200+)の中身が自宅の11用2号機に、自宅の11用2号機(Pentium4 2.6c)の中身が家族用になります。で、病院で使っているOpteronワークステーションに現在RADEON HD5770を装着しているのですが、これを外してGeForce9600GSO(2waySLI)に戻して、5770は調達したPhenomIIx4 550(95W)と組み合わせる事にしました。で、部品交換してみた結果プレイする上での体感差を感じることが出来たので、どこの能力が不足するとどうなるかをメモっておきます。

 

【CPUの能力不足】

全体的に動作というかキーに対しての反応が鈍くなる(コマンドの判定が鈍くなる)。例えばEnter押しても反応しないとか、カーソルの移動が遅い等。自分の環境だとOpteron280(2.6GHz)やCore2Duo E6700(2.99GHz)でこの現象が起こります。動作クロックに大差がないCore i7やPhenomIIではサクサク動くので、前に書いたように3rdキャッシュの有無でかなり動作に差が出るようです。

 

【HDDの読み込み能力不足】

HDDだけでなくストレージですね。Read能力が低いと移動した場合のキャラクター表示までの時間がかかります。14ベンチの比較だと、HDD単体:22000前後、RAID0:16000前後、SSD:11000前後のReadスコアです。HDD単体とRAID0を比較しても(共に1プラッタ500GB)かなりの差があるので、予算のある人はSSD、予算をかけたくない+容量も欲しいひとはRAID0が今のところお勧めでしょうか。

 

【グラフィックボードの能力不足】

CPUの能力不足との違いは、判定処理対してグラフィックが遅れる事。合成していると顕著です。合成動作の終了とコマンド選択のタイミングがずれます。一つの動作が終わる前にコマンド入力がくる事もあります。HD5770から9600GSOに戻した際にかなり顕著に体感できました。ベンチスコアはHD5770でLow2500、9600GSOが2200なので、ベンチスコアの差以上に体感への影響が出ています。グラボのメモリ容量の影響は同一型番の容量違いが無いのでその辺りは不明です。現状ではコスパ重視なら15000円を切ったHD5770、もう少し出せるなら17000円を切ったHD5830、25000円以上出せるならGTX460/470やHD5850/5870といった選択肢だと思います。

 

とりあえず体感速度に関係する主要パーツの影響はこんな感じです。何か重いといった人は環境チェックの際に参考にしていただければ環境改善の手がかりになるのではないかと。ちなみにメモリですが、16GB積んだワークステーション(64bit)で14を走らせていてもOS等を含めて1.6GB程度しか使っていません。とりあえず2GBあれば動作への影響は無いと考えて良いと思います。

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このページは、Bembem@管理人が2010年9月29日 22:24に書いたブログ記事です。

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