え~、昨日書いたCPU負荷の件。OpteronWSで稼働中のCPU使用率をモニタしてみました。CPUはAMD DuaclCoreOpteron280(x2)。メモリは4GでOSはVista64bit。この状態でクライアントを起動したところ、プレイ中の負荷が最も高いスレッドで8割、次に高いので6割、その次が4割前後をウロウロで残り1つは1割程度で固定。メモリはOSとセキュリティだけ走らせた状態で1.13GB使用→FF14起動で1.63GBと約500MBほど使っているようです。
先日書いたようにPhenomII x6 1090Tでは1スレッドが負荷8割でもう一つが3割程度で残り4つは1割台。もちろんCPUの世代もチップセットも異なるのでCPU内部での処理・分岐の単純な比較はできないのですが、ゲームで使用していないコアが存在すること、また稼働コアも使用率が8割程度で収まっていることからOpteronWSでは処理能力が不足しているわけではなく、3次キャッシュの有無が動作にかなり影響しているのではないかと推測されます。Corei7のエクストリームが爆速なのもその辺りに起因していそうです。
というわけで、オープンβの仕様でFF14用PCのCPU選択を考えると
1:物理コアが3つ以上。
2:3次キャッシュ必須
3:動作クロックは2.6GHz以上
この条件を満たしていればintelでもAMDでも大差なしということになりそうです。使われているコア数を考えるとCorei7のHTは有ってもなくても一緒ですね。有志のユーザーによるベンチスコア比較でCore2QuadQ9550が1世代前のモデルにもかかわらず善戦しているのは3次キャッシュが6x2の計12MBと大きいことも影響していそうです。BTOモデルではCorei7一色ですが、Corei5 760(実売18000円前後やPhenomIIx4 965(実売16000円前後)も格安環境を考える上では選択肢に入れてもよさそうですね。
スクエニ側も今後のアップデートについてボソッっと発言していますが、アップデートによりHT機能やマルチコアへの最適化をしてくる可能性もあるので、Corei7かPhenomIIx6辺りの現在各陣営が主力としている所をおさえておくのがベターかもしれません。
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