10万円以下で作るFF14用PC ~その弐~

 はい。というわけで、今回はパーツ選びをしてみたいと思います。でもどうせやるなら・・・

・通常のBTOにあるような構成ではやる意味がない。
・今持っている環境と似たPCでも面白くない。
・快適さは追求。

この3つを基本方針とします。

まず手持ちの環境から。自宅と職場現在合計5台のデスクトップが稼働しています。最も最近購入した物が

① intel Core i7 860 / RADEON HD4890

という構成。これはFF14を前提に購入しているPCです。14ベンチのスコアはLowで4700程度。他には

② intel Core2Duo E6700 / GeForce 7900GT
③ AMD Opteron280 x2  /  RADEON HD5770
④ AMD Athlon XP3200+ / RADEON HD3650
⑤ intel Pentium4 2.6c / RADEON 9600XT

番外として

⑥ intel PentiumIII 800MHz(1GHzOC)x2 / QuadoroFX3400
⑦ intel PentiumIII 1GHz / ArcadeVGA

というFF11の最低環境に近い物もありますが・・・14ベンチは動きませんので、14ベンチで比較できるのは②と③までになります。一応④でもベンチは動きましたが(汗)。②はRADEON HD5770の時の数値とCPUがE6400の時の数値、③はGeForce9600GSO(SLI)の時の数値も計測してあるので、後の検証で材料にしたいと思います。

 

ここまで踏まえた上で各パーツ選びをすると・・・

CPUはもうAMDしか選択肢が無い状態。Corei7はどこのショップでもやってることだから。10万という予算を区切らなければCore i7 930辺りのトリプルチャネル環境も考えられました。というわけで、AMDのコンシューマ向けハイエンドのPhenomII x6 1090T BlackEditionに決定。1050Tで1万円安く抑えることもできるのですが、BEは倍率変更可能ということで、オーバークロックや仮想1050Tのデータで楽しめて2度も3度も美味しいグリコちゃん。空冷で4.2GHz、窒素冷却で6GHz(メーカー発表値)といった笑えるヘキサコアCPUです。

次にメモリ。DDR3 PC10600で通常は十分なのですが、オーバークロックが前提なのでPC12800対応のメモリをチョイス。お値段が3000円ほど余分にかかっていますが価格計算は通常のPC10600メモリで。

次にグラボ。FF14ベンチのスコアはGeForce惨敗といった感じ。16000円前後のHD5770に3万円前後のGTX470が負けているのが現状。"安く"というのが大前提なので、当たり前の様にRADEONです。ミドルクラスのHD5770とハイエンドのエントリー(?)HD5830の価格差がほとんど無い状態で、HD5770を持っているので今回はHD5830を選択しました。

次にマザーボード。オーバークロック前提なので電源に余裕のある製品。また機会があれCrossFireやSLIのテストも行いたいので、価格を重視するなら問題外のマザーボードを選択。普通に組むなら9000円もあれば880GX採用のMBが入手できるので、価格計算は一般的な9000円で行います。

次にが続きますが・・・次に記憶媒体。つまりHDD。14ベンチをやっていると気になるのがReadTime。つまり読み込みの時間。アプリケーションを使う上で読み込み時間が短いのは良いことなのですが・・・現在一応最速のSSDは非常にお値段かかります。40GBで1万円。OSのインストールを含めると容量的に見ても現実的ではありません。そこで今回はSirialATAのRAID0で攻めてみます。1プラッタ500GBのHDDでストライピング。単体より1.8倍増し、SSD単体より2割減といった数字のはずです。またこれは自分の体感なのですが、ゲームのように読み書きが小容量でランダムな場合SSDよりもHDDの方が快適といった事も考慮しています。

あとは光学ドライブとケースと電源。書き込み型のスーパードライブが2900円前後、500w程度の電源が搭載されたミドルタワーが8000円程度とみなして計算します。ケースは手持ちの物を使うので今回は購入していません。

というわけで、通常使用に必要ないハイエンドにした部品と、手持ちがあるので購入しなかった部品を仮定金額で計算すると・・・

CPU: PhenomII x6 1090T BE  29180円
メモリ: DDR3 PC10600 2GBx2  7779円
MB: BIOSTAR TA880GB 7980円
VGA: PowerColor PCS+ HD5830 1GB 18470円
HDD: HDS721050CLA362 x2 3588円×2
光学ドライブ: DVSM-24AS/V-BK 2869円
ケース: 適当に7000円くらい?
OS: Windows7 Home Premium 64bit OEM 13000円

で、合計93454円也。MBをUSB3対応の物にしても10万円以下に収まる計算です。

 

今回の部品は全てFaithさんで調達しました。

 

フェイスインターネットショップ(faith-go.co.jp)

 

 

今回オーバークロックの為に敢えて選んだスペック高めのパーツ

MB:BIOSTAR TA890FXE 13970円
メモリ:Corsair DDR3-1600 2GBx2 11970円
CPUクーラー: ECO Adcanced Liquid Cooling 7980円

リテールクーラーとCorsairの水冷ユニットの差が20度くらい。ECO-Rが更に1割程度冷却性能が高いとの計測結果がPCショップにあったので今回はECO-Rを選択しました。ちょっと脱線してますが、目標はヘキサコア4GHzの安定動作です。MBのチップセットが異なりますが、数値的にはコンマ数パーセントの誤差だと思いますので、とんでも数字で参考にならないといった事はないはずです。

 

~その惨へ続く・・・・?~ とりあえず部品が届いたらやね

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このページは、Bembem@管理人が2010年8月19日 20:42に書いたブログ記事です。

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