2010年8月アーカイブ

 え~、FullHD対応のモニタが届きました。MITSUBISHIのコレ

 

 

 IPSパネルなので非常に綺麗です。TNパネルと並べて比べるとその差が・・・

 

 まぁそんなわけで本格的にベンチ計測開始しました。今回組んだPCの主要パーツは

CPU:AMD PhenomII x6 1090TBE
VGA:RADEON HD5830 1GB 

 という組み合わせ。商品名等は以前の物を参照ってことで。では速報ってことで(5回測定の平均)

定格動作(TB-on) High:2956 Low:4900
3.6GHz駆動     High:2961 Load:4872

 ・・・・ヘキサコアの強制3.6GHz駆動と、TB-onとスコアが誤差範囲。CPU使用率を見るとTB-onの時は3コアが3.6GHzで動いている状態なので、FF14ベンチはマルチコア対応といいつつ2コアか3コアまでの可能性が高いですね。また後日稼働コア数をBIOSで変更させて数値確認したいと思います。

この数値を4Gamer.netの「FFXIV公式ベンチ公開記念。最新GPU+αの全13構成でベンチマークを回してみた」と比較してみます。比較は高負荷のかかるHighモード。こちらの記事はCPUがCorei7 870での数値なので、intel vs AMD的な見方もできて面白いんじゃないかと。まずATIのグラボ同士との比較。グラボの型番=性能ですが

HD5750<<HD5770<HD5830<<HD5850

というスコアに落ち着いています。型番通りのスコアに落ち着くということは、FF14ベンチにおいてCorei7 870とPhenomII X6 1090TBEの性能差が少ないという事でしょうか。この辺りも要検証です。続いてNVIDIA陣営と比較すると

GTX465<GTX285≦HD5830<GTX470

といった感じです。金をかければ4SLIでHighモード1万オーバーも出るようですが、コストパフォーマンスを追求する企画なのでおおむね2万円以内で購入できるグラボがターゲットになります。そうしてみるとHD5830は非常にコストパフォーマンスが高く、電源(6pin電源2系統)とケース(カードが280mmサイズ)に余裕があれば購入の選択肢たり得る存在だと思われます。

ちなみに・・・今回購入したHD5830は825MHz駆動(公式の定格は800MHz)のOC版なのですが、900MHzでも安定動作します。その時のHighモードスコアは実に3200(CPUは定格動作)。Corei7 870+GTX470システムと対等のスコアを格安システムが叩き出します。

気になる動作温度ですが、室温24度状態でFF14ベンチをHighモードで5回行ったところ、CPUの温度は36度、システム温度が28度で安定していました。

というわけで、今のところの結果をまとめると・・・FF14推奨のBTOモデルとして定番のCore i7 870+GTX465/460よりPhenomII x6 1090TBE+RADEON HD5830/5770の組み合わせは能力が高く、コストもかからないシステムと言えそうです。先に書いたCPUのCore数変更や仮想1050Tといった事も今後検証してみたいと思います。

 組み上がったPCですが、現在3.6GHzで動作テスト中です。元々定格3.2GHzでTurboBoost時に3.6GHzで動くコアなので、6コア3.6GHz駆動は動いて当然と考えて良いかと思います。ちなみにTurboBoostはOFFにしています。AMD OverDriveで安定性チェックをやっている時のSSです。

3.6GHz.jpgのサムネール画像 

左下がタスクマネージャのCPU・メモリ使用率。右下がCPU温度とシステム温度表示です。

CPU使用率100%の負荷がかかった状態で1時間回してCPU温度は最高43度。各サイトを見るとリテールクーラーでも似たような温度のようですが、非常に静かなのが特徴です。VGAのファン音がなければPCが動いていることに気づかないかもしれません。明日あたりモニタが到着する予定なので、FF14ベンチのHighモードを順次測定していきたいと思います。

 というわけで組み上がりました。フルHD対応モニタがまだ届いていないのでLowモードでしか測定できませんけど。スコアとしてはLowで4672。LoadTimeが18594。 スコア的に伸びていませんが、Highモードで測定すればミドルクラスのグラボとの差が出てくると思います。測定中のグラフを見ていると、5770に比べて上下が少なく安定した感じです。

 それよりも特筆すべきは今回導入した水冷システムですね。FF14ベンチを回し続けても最高で42度(3.2GHz定格)。システム温度は30度前後で安定(外気23度)。6番コアだけ8割、1~5番コアは3割以下といった使用率ですが、少なくともFF14をプレイするに当たって熱処理に関しては気にする必要はなさそうというか、非常に静かにプレイできそうです。

 オーバークロックに関してはまだ未調整ですが、TBを切って1090Tの定格上限の3.6GHzに倍率設定したところ異常なく動作しています。この状態でFF14ベンチを回してもCPU温度はピークで43度。結構良い感じで冷えてます。これなら定格4GHzも狙えそうです。

 意外と伸びていないのがLoadTime。これは「ストレージ上のファイルをメモリに展開する速度」とのことなので、ストレージの性能が上がったからと言って劇的に数値が伸びるわけではなさそうです。公式のSSにあるLoadTime11000といった数字はSSDのRAID-0でしょうかねぇ。

 え~、発注しておいた部品が届きました。で、水冷クーラーを見ていたら・・・・( ・ω・)アレ?。120mm・・・リアについたっけMT-2200。確認してみるとリアは80mm orz。フルオプションなのでサイドパネルに120mmをつけることは出来ますが、サイドだとPC並べる関係でエアフローが・・・。リアにアタッチメントをつけて変換する事も可能ですが、ケーブルの取り回しに余裕がなくなりそうなのでパス。手元にあるPCケースで120mmファン対応はCore2DuoのとCorei7の2つ。どちらかのケースを移植すればOKです。ではどう移植するかを考えた結果・・・

AthlonマシンをMT-2200に組み替える。これでまず大きさの問題はクリア。どうせ横にCTのWS(120kg級の横綱)が置いてあるのでフルサイズのミドルタワーが1台増えたところで問題なし。で、Athlonの入っていた星野金属F3にCore2マシンの中身を移植。元々エアフローの良いケースなので熱の問題はOK。前後2つの80mmファンで吸排気。足りなければ排気ファンを1個追加すれば良し。で、Core2の組み込んであるケースに今回のパーツを組み込む。

 これでケースの問題は解決できるのですが、組み替えが何かめんどくさくなってきました。Athlonは電源ごとMT-2200に移植して、その結果恐ろしく静かになりましたけど。さすがハイエンドケース。7000円くらいで造りの良いケースでも探すか~?とも思い始めてます。ケースの造りって結構大切なんですよねぇ。Windyのケースなら文句なしですが、ケースに4万かけるのも何だかなぁと。でも5000円はしょせん5000円ですからねぇ。いい物を知ってしまうと、安物を使ったときにイライラするんですよね。明日ちょっとPCショップへ行って物色してみます。

 ちょこっとアニメの話題を。

 オリコンランキングを蹂躙している「けいおん!」ですが・・・今週の放送分。学園祭ライブでした。京アニのライブはハルヒの頃から演奏描写に凝っているのですが、今回の学園祭は・・・空間エフェクトに凝っていました。講堂でライブをやったら実際にあんな感じの音です。音響さんに拍手。

 で、誰もが一度は考える(かもしれない)「1234ごはん!」というジョークなフレーズを見事に曲にしてしまった「ご飯はおかず」。キャッチーなメロディラインといいアレンジといい・・・みんなのうたでも狙ってますか?と言いたくなるような迷曲。というか、みんなのうたで見てみたい。

 まぁ何というか、硬派なバンドメン(笑)は敬遠しているらしい"けいおん!"ですが、オッサンにとっては「高校の頃は楽しくバンドやってたよな~」とふと思い出してしまうようなほのぼの番組です(注:断じて澪たんハァハァではありません)。アニソンてだけで毛嫌いしている人もいますが、曲の構成とかアナリーゼすると結構面白いですよ。特に2期に入ってからのOPは複数のモチーフの使い方とか神がかっていると思います。リズム隊はintel入ってるようなレベルだし。ムギ作曲という建前の影響か、キーボードが目立っているのもGJ!

まぁ噛めば噛むほど味の出るスルメの様な曲なので是非どうぞ(笑)

 

 

 

 はい。というわけで、今回はパーツ選びをしてみたいと思います。でもどうせやるなら・・・

・通常のBTOにあるような構成ではやる意味がない。
・今持っている環境と似たPCでも面白くない。
・快適さは追求。

この3つを基本方針とします。

まず手持ちの環境から。自宅と職場現在合計5台のデスクトップが稼働しています。最も最近購入した物が

① intel Core i7 860 / RADEON HD4890

という構成。これはFF14を前提に購入しているPCです。14ベンチのスコアはLowで4700程度。他には

② intel Core2Duo E6700 / GeForce 7900GT
③ AMD Opteron280 x2  /  RADEON HD5770
④ AMD Athlon XP3200+ / RADEON HD3650
⑤ intel Pentium4 2.6c / RADEON 9600XT

番外として

⑥ intel PentiumIII 800MHz(1GHzOC)x2 / QuadoroFX3400
⑦ intel PentiumIII 1GHz / ArcadeVGA

というFF11の最低環境に近い物もありますが・・・14ベンチは動きませんので、14ベンチで比較できるのは②と③までになります。一応④でもベンチは動きましたが(汗)。②はRADEON HD5770の時の数値とCPUがE6400の時の数値、③はGeForce9600GSO(SLI)の時の数値も計測してあるので、後の検証で材料にしたいと思います。

 

ここまで踏まえた上で各パーツ選びをすると・・・

CPUはもうAMDしか選択肢が無い状態。Corei7はどこのショップでもやってることだから。10万という予算を区切らなければCore i7 930辺りのトリプルチャネル環境も考えられました。というわけで、AMDのコンシューマ向けハイエンドのPhenomII x6 1090T BlackEditionに決定。1050Tで1万円安く抑えることもできるのですが、BEは倍率変更可能ということで、オーバークロックや仮想1050Tのデータで楽しめて2度も3度も美味しいグリコちゃん。空冷で4.2GHz、窒素冷却で6GHz(メーカー発表値)といった笑えるヘキサコアCPUです。

次にメモリ。DDR3 PC10600で通常は十分なのですが、オーバークロックが前提なのでPC12800対応のメモリをチョイス。お値段が3000円ほど余分にかかっていますが価格計算は通常のPC10600メモリで。

次にグラボ。FF14ベンチのスコアはGeForce惨敗といった感じ。16000円前後のHD5770に3万円前後のGTX470が負けているのが現状。"安く"というのが大前提なので、当たり前の様にRADEONです。ミドルクラスのHD5770とハイエンドのエントリー(?)HD5830の価格差がほとんど無い状態で、HD5770を持っているので今回はHD5830を選択しました。

次にマザーボード。オーバークロック前提なので電源に余裕のある製品。また機会があれCrossFireやSLIのテストも行いたいので、価格を重視するなら問題外のマザーボードを選択。普通に組むなら9000円もあれば880GX採用のMBが入手できるので、価格計算は一般的な9000円で行います。

次にが続きますが・・・次に記憶媒体。つまりHDD。14ベンチをやっていると気になるのがReadTime。つまり読み込みの時間。アプリケーションを使う上で読み込み時間が短いのは良いことなのですが・・・現在一応最速のSSDは非常にお値段かかります。40GBで1万円。OSのインストールを含めると容量的に見ても現実的ではありません。そこで今回はSirialATAのRAID0で攻めてみます。1プラッタ500GBのHDDでストライピング。単体より1.8倍増し、SSD単体より2割減といった数字のはずです。またこれは自分の体感なのですが、ゲームのように読み書きが小容量でランダムな場合SSDよりもHDDの方が快適といった事も考慮しています。

あとは光学ドライブとケースと電源。書き込み型のスーパードライブが2900円前後、500w程度の電源が搭載されたミドルタワーが8000円程度とみなして計算します。ケースは手持ちの物を使うので今回は購入していません。

というわけで、通常使用に必要ないハイエンドにした部品と、手持ちがあるので購入しなかった部品を仮定金額で計算すると・・・

CPU: PhenomII x6 1090T BE  29180円
メモリ: DDR3 PC10600 2GBx2  7779円
MB: BIOSTAR TA880GB 7980円
VGA: PowerColor PCS+ HD5830 1GB 18470円
HDD: HDS721050CLA362 x2 3588円×2
光学ドライブ: DVSM-24AS/V-BK 2869円
ケース: 適当に7000円くらい?
OS: Windows7 Home Premium 64bit OEM 13000円

で、合計93454円也。MBをUSB3対応の物にしても10万円以下に収まる計算です。

 

今回の部品は全てFaithさんで調達しました。

 

フェイスインターネットショップ(faith-go.co.jp)

 

 

今回オーバークロックの為に敢えて選んだスペック高めのパーツ

MB:BIOSTAR TA890FXE 13970円
メモリ:Corsair DDR3-1600 2GBx2 11970円
CPUクーラー: ECO Adcanced Liquid Cooling 7980円

リテールクーラーとCorsairの水冷ユニットの差が20度くらい。ECO-Rが更に1割程度冷却性能が高いとの計測結果がPCショップにあったので今回はECO-Rを選択しました。ちょっと脱線してますが、目標はヘキサコア4GHzの安定動作です。MBのチップセットが異なりますが、数値的にはコンマ数パーセントの誤差だと思いますので、とんでも数字で参考にならないといった事はないはずです。

 

~その惨へ続く・・・・?~ とりあえず部品が届いたらやね

 ・・・というわけで、サイト更新記念。予告通り10万円以下で作るFF14用PC。コンセプトはずばりタイトルそのものです。でも組み上がったPCをプレゼントしたりはしません!

 

この夏、PCショップを賑わせているFF14ベンチマークでそこそこのスコアがでそうなPCを安く組もうという企画。いやね・・・FF14コレクターエディション買えるかどうかわからなくて~、通常版も一応注文しちゃって~、11に続いて2垢確定なので~、自宅では両方同時に操れるようにしてみよかということで。一応動作環境ギリギリのPCはあるんですけどね。そのお話は組み上がってベンチ比較をする時にでも。

 さて、まずはパーツのお話。FF14の必要スペックは公式HPを見て貰えば書いてありますが、最低でも2.0GHz以上のデュアルコアCPUにメモリ2GB以上、グラボはGeForce9600/RADEON HD2600 以上となっています。スペック的な面で言えば3年前くらいのミドルクラスって事になりますが・・・実際に手持ちの似たような環境でベンチマーク測定した結果は本当に最低ギリギリです。この構成だとベンチスコアで2000ってところです。

 で、現在実際に各ショップで販売されているβレジストコード付だったりするFF14推奨PC。通販等で使ったことのあるお店のリンクをズラっと並べますと

 Faithさん

フェイスインターネットショップ(faith-go.co.jp)

 

パソコン工房さん

パソコン工房

 

TWO TOPさん

ツートップインターネットショップ(twotop.co.jp)

 

マウスコンピュータさん 

マウスコンピューター/G-Tune

 

まぁこんな感じで色々と。他にはソフマップさんとかも出しています。 価格はどこも13万円前後。構成は

CPU: intel Corei7 870
VGA: NVIDIA GeForce GTX 460/470 1GB
メモリ:4GB

こんな基本構成であとはHDD容量が微妙に違ったりといったところ。 ベンチスコアはおおむね4500前後といった所でしょう。この辺りを基準に今回組むPCの構成を考えてみます

 

~第2回 パーツ選びへ続く・・・・・?~

 ・・・とかまぁ大それた事はしませんが、MovableTypeのアップデートをしようと思ったらレンタル鯖側で簡単インストールがあったので、それ使ってゴチャゴチャしている物を全てまとめてしまおうかと。今後はコレ一本でいきます。(多分)

 

 で、とりあえずですが、最初の企画は「10万円以下で組むFF14用PC」ということにしました。部品は既に発注済み。但し、10万円以下とか書いていますが、オーバークロックのテストも前提で部品選びをしたのでメモリとMBの値段が高くなってます。それは除外して一般的な普及帯価格のメモリとMBを使用したら10万以下ってことで。またオーバークロックの為に水冷クーラーも取り付ける予定です。そちらもリテール使用で10万以下って事で参考にしていただければと思います。構成等についてはまた後日・・・・

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