え~、FullHD対応のモニタが届きました。MITSUBISHIのコレ
IPSパネルなので非常に綺麗です。TNパネルと並べて比べるとその差が・・・
まぁそんなわけで本格的にベンチ計測開始しました。今回組んだPCの主要パーツは
CPU:AMD PhenomII x6 1090TBE
VGA:RADEON HD5830 1GB
という組み合わせ。商品名等は以前の物を参照ってことで。では速報ってことで(5回測定の平均)
定格動作(TB-on) High:2956 Low:4900
3.6GHz駆動 High:2961 Load:4872
・・・・ヘキサコアの強制3.6GHz駆動と、TB-onとスコアが誤差範囲。CPU使用率を見るとTB-onの時は3コアが3.6GHzで動いている状態なので、FF14ベンチはマルチコア対応といいつつ2コアか3コアまでの可能性が高いですね。また後日稼働コア数をBIOSで変更させて数値確認したいと思います。
この数値を4Gamer.netの「FFXIV公式ベンチ公開記念。最新GPU+αの全13構成でベンチマークを回してみた」と比較してみます。比較は高負荷のかかるHighモード。こちらの記事はCPUがCorei7 870での数値なので、intel vs AMD的な見方もできて面白いんじゃないかと。まずATIのグラボ同士との比較。グラボの型番=性能ですが
HD5750<<HD5770<HD5830<<HD5850
というスコアに落ち着いています。型番通りのスコアに落ち着くということは、FF14ベンチにおいてCorei7 870とPhenomII X6 1090TBEの性能差が少ないという事でしょうか。この辺りも要検証です。続いてNVIDIA陣営と比較すると
GTX465<GTX285≦HD5830<GTX470
といった感じです。金をかければ4SLIでHighモード1万オーバーも出るようですが、コストパフォーマンスを追求する企画なのでおおむね2万円以内で購入できるグラボがターゲットになります。そうしてみるとHD5830は非常にコストパフォーマンスが高く、電源(6pin電源2系統)とケース(カードが280mmサイズ)に余裕があれば購入の選択肢たり得る存在だと思われます。
ちなみに・・・今回購入したHD5830は825MHz駆動(公式の定格は800MHz)のOC版なのですが、900MHzでも安定動作します。その時のHighモードスコアは実に3200(CPUは定格動作)。Corei7 870+GTX470システムと対等のスコアを格安システムが叩き出します。
気になる動作温度ですが、室温24度状態でFF14ベンチをHighモードで5回行ったところ、CPUの温度は36度、システム温度が28度で安定していました。
というわけで、今のところの結果をまとめると・・・FF14推奨のBTOモデルとして定番のCore i7 870+GTX465/460よりPhenomII x6 1090TBE+RADEON HD5830/5770の組み合わせは能力が高く、コストもかからないシステムと言えそうです。先に書いたCPUのCore数変更や仮想1050Tといった事も今後検証してみたいと思います。